シンデレラのガラスの靴

「シンデレラシューズ」というバーチャルシューフィッティングサービスを作っています。あんまり若くない、スペックもない、珍しいタイプのスタートアップ女性起業家の、初めてだらけ&失敗だらけの奮闘記です!

地に足がつくと、心は平穏になる。

 

シンデレラシューズのぼすです。

クラウドファンディングも残すところ、あと4日!

 

今回は、靴のフィッティングを私が今やっている理由について、皆さんに知ってもらいたいので、少し昔話をしようと思います。

 

 

昔、私はひどい体調不良でした。

f:id:sizu77:20160813122611j:plain

でも、それを認めず慢性的に痛み止めの薬を常用し、痛みを「隠す」ことで見ない振りを何年も続けていました。

 

なんか、”体調不良”で仕事ができないなんて、言い訳だと思っていたんですよね。

寝ない・徹夜・死に物狂いが美徳で。

休んでる奴らなんて落ちていって当たり前、自業自得!!

そんな感じでした。

 

だから自分の体が動かない事を隠して、自己嫌悪し、焦り、他人にも攻撃的で、世の中間違っているという価値観待ち、同時に全世界が自分を否定しているような錯覚も持っていました。

常に、恐怖・不安・不信感を抱えていました。

 

でも、仕事頑張りたくて、でも頑張ろうとするとすぐに倒れる自分の体が嫌いすぎて。

(本当に道端で気を失うので、何回も駅の医務室に運ばれていました。)

 

 

本気で体を治したくて、そんな時に出会った一人の先生。

それが運命の出会いでした。

 

 

私の体はガチガチで、ねじ曲がっていました。

f:id:sizu77:20160813131030j:plain

地面にキチンと足が付いていなくて、変なところで体重を支えていたので、その負荷を分散させるために余計にねじれを生む。

あと、圧倒的な血液不足、エネルギー不足、全身の冷え。

捻れてて、ガチガチに固まって、エネルギーがなくて、冷めてて…、

→これ、心の状態と全くと同じだったんですね。

 

なのに、痛み止めの薬で体に嘘をついて、また無理をさせる。

体は悲鳴をあげているのに、私は少しも気がついていなくて「使えない!」と文句を言っているような状態。

大変なブラック企業ですよ。

 

初めての受診の日、とても時間をかけて先生が私の体をほぐし、「地に足を」つけてくれました。

 

そうすると、どうなったか?

 

帰りの駅までの道で「地面が蹴れる」ことに気がついた時、自分でも驚くほどの安心感が溢れだして止められなくなったんです。

 

 

 

走り出したいような、今の私なら何でも出来そうな、そんな気持ち。

 

f:id:sizu77:20160813125835j:plain

 

そして、今まで自分の体を顧みず、どんな無理を強いてきたかを悔やみ、自分への謝罪と、それでも耐えてきてくれたこの体への感謝が溢れだしました。

ついさっきまでは、「この使えない身体、なんとかして下さい!」という気持ちだったのに。

 

そうすると、不思議なことに「他人」へも同じ気持ちがどんどん溢れてきて、止まらなくなって、電車の中で「嬉し泣き」をするという異常事態に(笑)

 

これ、その2011年に書いたリアルの記事です。

 

私の身体の結論。

 

 

 

実は、今の私の「靴の調整」って実は、これに近い事をやっています。

靴の中を補正すると、キチンと地面が蹴れるようになります。

 

f:id:sizu77:20160812173715j:plain

 

 

シンデレラシューズのサービスコピーで、

「いつでも、歩き出せる私へ。」

というものがあります。

 

f:id:sizu77:20160813124126j:plain

 

地に足が付いていると、本当に何でも出来ますよ。

 

株式会社シンデレラの企業ミッションは、

「女性が自分らしい美しさを取り戻すお手伝いをすること」です。

 

元々ないものをくっつけるのではなく、女性に自分らしく、自分の能力を過小評価せず、好きな事をしてその人本来の伸びやかな美しさを、目一杯表現して欲しいのです。

 

そして、なぜかそれを裏付けるようにウチのサービスを受けられる方は、自分で何かお仕事をしていたり、打ち込める活動をしていたり、自分らしい表現をしている方が多いです。

 

女性のみなさん、「地に足をつけて」美しくなりましょう!

 

その想いの、カタチがこのサービスになりました。↓

皆様、応援よろしくお願い致します。

 

en-jine.com

 

 

ではまた。