ヒールの靴と「女」の関係。
シンデレラシューズの松本です。
今、トレンドはフラットシューズですね。
スニーカーや、メンズライクな靴でも十分おしゃれは楽しめます。
敢えて、足元だけスニーカーで外したファッションも人気ですね。
でも、「ヒール」への憧れはいつも持ち続けているのが女性というもの。
履きたいか、履きたくないか?という質問に、「履きたくない」と答える女性にはまだあった事がありません。
「履けるものなら、履いてみたい」
もちろん毎日という訳ではありません。
でも今、フラットシューズしか履けない方の本音はこれのようです。
高いヒールの靴に足を入れる瞬間感じる高揚感。
あれは、なんなのでしょう?
考えてみると、小さい頃。
お母さんの持っているハイヒールに足を入れてみたことはありませんか?
私はあります(笑)
大人の真似事ってとてもドキドキしました。
その気持ちが今でも続いているのかな、なんて思います。
先日、そんな女性の持つ「ヒール」への憧れの気持ち、それがとてもよく伝わるお話を聞かせていただくチャンスがありました。
その方は、元々ファッションが大好き!
今もファッションに関するお仕事をされています。
お会いした時もとてもオシャレで、待ち合わせたカフェにで先に着いていらっしゃったその方は、とても絵になったいらっしゃいました・・・♡
でもヒールの思い出話をお聞かせいただくと、色々ご苦労があった様子。
妊娠中に体調が優れず、あまり外出できなかったそう。
出産後も育児に追われ、自分に時間をかける事が殆どできなかったそうです。
でもやっと、少しだけ時間が取れるというチャンスが巡ってきた時、まず思い立ったのは「美容院に行きたい!」という事。
それも「銀座の美容院」に。
女性なら解ると思いますが、美容院に行く時って絶対にオシャレしますよね!
髪は長期で付き合わなければならないので、手抜きの服装で行って、それに合わせた髪型にされたくありません・・・。
さらに素敵なインテリア、オシャレな美容師さんたちに囲まれるので、こっちもそれなりの戦闘態勢で挑まないと、ね(笑)
その時、妊娠前から数えると年単位で履いていなかった「ヒール」に足を入れたそうです。
その時、とても「ドキドキした」と。
その時、「母」の自分から「女性」の自分に少し戻った気持ちだったといいます。
その時の話をする彼女がとても嬉しそうで、私の方まで嬉しくなってしまいました。
そういえば私のおばあちゃんも、洋服が好きでした。
デイサービスに行くことが決まった日、機嫌が悪くなったので、よくよく話を聞くと「着て行く服がない」と言いました。
そのあと、一緒に洋服を買いに行くと、機嫌よくデイサービスに行ってくれました。
そう、いくつになっても女性は女性なのです。
「母」になっても、「おばあちゃん」になっても、「女性」である事を諦めなくていいと思うんですよね。
そこは、女性のとても可愛らしい部分。
押さえ込んでしまうと、その人らしさがなくなってしまう。
そんな可愛い「お母さん」、可愛い「おばあちゃん」増えていけばいいですよね。
そうすれば、若い人たちも年齢を重ねることに恐怖がなくなるのではと思います。
(あ、歳をとることへの恐怖持ってる若い女子たち、結構多いですよね・・・。歳をとるほど、どんどん人生が面白くなるのにな〜・・・!)
そして、やっぱりヒールのある靴は「女性」の象徴なのでしょう。
自分が「女性」であることの確認。
その為に女性はヒールを履くのかもしれません。
私は、よく事業プレゼンテーションの最後にいう言葉があります。
「女性の皆さん、ヒールへの憧れを”痛み”という理由で諦めないでください。
私達、シンデレラシューズがいます!」
これ、ちょうど1年前のKDDI∞ラボで、最優秀賞いただいた時の動画です。
48:30位で、上のセリフ言ってます。
※ちなみにこのプレゼンは緊張でガッチガチです(笑)
この気持ちは今も変わりません。
早く、痛い靴なんて世の中から無くしちゃわないとですね。
頑張らなきゃ。
みなさま、シンデレラシューズを宜しくお願いいたします!!